2004年・米
監督/ピトフ
出演/ハル・ベリー

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化粧品会社で
広告デザイナーをしているペイシェンス。
ある日、彼女は新製品の
重大な副作用を知ってしまい口封じのために殺されてしまう。
しかし、猫によって再び命を吹き込まれた彼女は
キャットウーマンとして生まれ変わり・・・
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実は漫画・アニメ原作の実写版には
あまり興味が持てない蛍風。

とことん己の道を追求するバカチン映画は好きだけど
作り手の意気込みがカラ回りしているだけの大作形式の
ラジー賞受賞関係もあまり好きではない。

本作品はその2つの条件が揃った上、
監督がピトフということで
あまり、いやハッキリいって観るつもりはまったくなかったのだが・・・

うひゃうひゃ〜
これ、意外に面白かった(笑)

有名キャラクターを大金をかけて作っただけかと思いきや、
適度に笑い所があり、テンポも良い。

内気なペイシェンスに徐々に変化が現われ、
キャットウーマンの自由奔放な性質が現われてくる過程。
深夜に大音量の音楽をかけ、パーティーする近所の男を
えいっやーっと倒し、ワイルドな服に見を包み
「アクセサリーがたりないわ」と盗みに向かうシーン。

「盗み=悪」ではなく、自由奔放に己の欲望に正直な
キャットウーマンがとても魅力的

女の小悪魔的部分を多少の皮肉を込めながらも
魅力たっぷりに描かれている。

シャロン・ストーンが相変わらずの美貌で登場。
美しいシャロンとハルのとっくみあいのバトルは
世の男性の憧れなんでしょうか?
泥レスだったら、もっと興奮するのでしょうが(笑)

カッコ良くて、テンポが良くてスカッとする
あまり物事を考えずに、楽しめる作品

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