2004年・日
監督/大友 克洋
声優/鈴木 杏

======================
19世紀のイギリス。
万国博覧会の開催が間近にせまっていた。
少年レイのもとにアメリカで研究をしている祖父から
謎の発明品が送られてくる。
そしてそのスチームボールと呼ばれる物体をめぐり
レイはトラブルへと巻きこまれていくのだった・・・
=================================

少年を主人公にしているせいか
大友作品によくみられる「とんがった」部分がない。

城が浮くというのは、ラピュタを連想させ
別に大友氏がやらなくてもいいのでは?と思ってしまう。

とはいえ、メカの素晴らしさ、迫力はさすがである。

ただね〜、ほのぼのとしたラストはなんだか拍子抜けしてしまった。
『AKIRA』公開当時、ものすごい衝撃を受けた蛍風。
同じものを期待しすぎたのかもしれない。

それでもエンドロールはおしゃれだと思う。
毒がない、少年の冒険活劇といったところか?
まあ、これはこれで悪くはないのだが・・・。

コメント