『ピエロの赤い鼻』・・ブノワ・マジメルが好きなんです
2005年4月18日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2003年・仏
監督/ジャン・ベッケル
出演/ジャック・ヴィユレ
=====================
14歳のリュシアンは教師である父ジャックが
日曜日毎にピエロになり
みんなに笑われるのが嫌だった。
ある時父の親友アンドレから
父がピエロになってみんなを笑わせるのかその理由を聞かされた。
それはナチスに占領されていた悲しい過去の体験だった・・・
=================================
リュシアンは教師である父は好きだが
ピエロになってみんなに笑われる父は嫌っていた。
時はさかのぼりナチスがフランスを占領していた頃。
ジャックとアンドレは勢いで鉄道の信号所を爆破する。
してやったりと意気揚揚の2人だが他の人々とともに
捕らえられてしまう。
地下活動を行なっているエミール
保険のセールスマン・ティエリー
そしてジャックとアンドレは深い穴の中に投げ込まれ
犯人が現われなければ殺すと脅された。
しかし犯人は自分達2人なのだ・・・。
自首しても殺される。
犯人として名乗りでても殺される。
恐怖と寒さで震える彼等の前に
1人のドイツ兵が見張りとして現われる。
そのドイツ兵は赤いピエロの鼻をつけ
滑稽な仕草をする。
初めはバカにしているのかと怒るジャック達だが
ドイツ兵は言った
戦争が始まる前はフランスでゾゾという名でピエロをやっていた。
生きている限り希望はある、と。
ゾゾに勇気づけられた彼等だが・・・
この作品でジャック役のヴィユレが上手いことは確かだが
個人的にはエミール役のブノワ・マジメルに注目。
『ピアニスト』後、タフガイ路線を目指しているのか
以前の雰囲気とは変わってしまって
かなりガッカリしていたが
本作品では、以前の雰囲気が垣間見られる。
ああ、そうよそうなのよ
私はブノワ・マジメルのファンなのよ!(笑)
昔ブノワ・マジメルが好きだと言ったら
「それってこの人?」と雑誌を見せられた。
そこにはおばさまキラーと書いてあった。
ちょうど20代後半の微妙な年頃だったので
「ブノワ・マジメル好き=おばさん」はかなりショックで
それ以降、人にブノワ・マジメル好きと公言しなくなってしまった。
ええ、好きですよ、ブノワ・マジメル!
もうおばさんだから開き直っちゃうわよ(笑)
美しくてナイーブで素敵なものは素敵なのよ!!!
その影響で彼と結婚したジュリエット・ビノシュの印象が
途端に悪くなったのよ!(笑)
勢いでにわかレジスタンス活動をした
ジャックとアンドレがもたらしたものは
ヒーローではなく、悲劇だった。
人間の尊厳
笑いの力
心に染みる作品。
監督/ジャン・ベッケル
出演/ジャック・ヴィユレ
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14歳のリュシアンは教師である父ジャックが
日曜日毎にピエロになり
みんなに笑われるのが嫌だった。
ある時父の親友アンドレから
父がピエロになってみんなを笑わせるのかその理由を聞かされた。
それはナチスに占領されていた悲しい過去の体験だった・・・
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リュシアンは教師である父は好きだが
ピエロになってみんなに笑われる父は嫌っていた。
時はさかのぼりナチスがフランスを占領していた頃。
ジャックとアンドレは勢いで鉄道の信号所を爆破する。
してやったりと意気揚揚の2人だが他の人々とともに
捕らえられてしまう。
地下活動を行なっているエミール
保険のセールスマン・ティエリー
そしてジャックとアンドレは深い穴の中に投げ込まれ
犯人が現われなければ殺すと脅された。
しかし犯人は自分達2人なのだ・・・。
自首しても殺される。
犯人として名乗りでても殺される。
恐怖と寒さで震える彼等の前に
1人のドイツ兵が見張りとして現われる。
そのドイツ兵は赤いピエロの鼻をつけ
滑稽な仕草をする。
初めはバカにしているのかと怒るジャック達だが
ドイツ兵は言った
戦争が始まる前はフランスでゾゾという名でピエロをやっていた。
生きている限り希望はある、と。
ゾゾに勇気づけられた彼等だが・・・
この作品でジャック役のヴィユレが上手いことは確かだが
個人的にはエミール役のブノワ・マジメルに注目。
『ピアニスト』後、タフガイ路線を目指しているのか
以前の雰囲気とは変わってしまって
かなりガッカリしていたが
本作品では、以前の雰囲気が垣間見られる。
ああ、そうよそうなのよ
私はブノワ・マジメルのファンなのよ!(笑)
昔ブノワ・マジメルが好きだと言ったら
「それってこの人?」と雑誌を見せられた。
そこにはおばさまキラーと書いてあった。
ちょうど20代後半の微妙な年頃だったので
「ブノワ・マジメル好き=おばさん」はかなりショックで
それ以降、人にブノワ・マジメル好きと公言しなくなってしまった。
ええ、好きですよ、ブノワ・マジメル!
もうおばさんだから開き直っちゃうわよ(笑)
美しくてナイーブで素敵なものは素敵なのよ!!!
その影響で彼と結婚したジュリエット・ビノシュの印象が
途端に悪くなったのよ!(笑)
勢いでにわかレジスタンス活動をした
ジャックとアンドレがもたらしたものは
ヒーローではなく、悲劇だった。
人間の尊厳
笑いの力
心に染みる作品。
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