1972年・米
監督/フランシス・F・コッポラ
出演/マーロン・ブランド
   アル・パチーノ

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シシリーからアメリカに移住してきたコルレオーネ。
ファミリーのドンとして地位を築き上げた彼だが
敵対するファミリーに襲撃され、
三男のマイケルは、ファミリーの危機を救うべく
敵のボスを殺すのだった。
こうして堅気の道を進もうとしていたマイケルは
ファミリーの仕事に関わることになる・・・
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子供の頃、この作品を観た時は
暴力的でなにが面白いのか分からなかった。

それにあの音楽
♪タラリ〜ラリラリ・・って暴走族が鳴らしてたし
いいイメージを持っていなかった(笑)

ただ長くて結婚式のシーンと
若妻が自動車ごと爆破されるシーンしか覚えてなかった。

今回改めて観直したら20数年前(笑)には分からなかった
この作品の素晴らしさを知ることに!
これは『仁義なき戦い』と同じパターンだ。
子供には分からない複雑で深いものが描かれていた作品だった。

三男坊マイケル役のアル・パチーノ

ああ、そういえば
アル・パチーノは若い頃こんな顔してたっけ!(笑)

確かにハンサムだったなぁ〜
今じゃ顔が長く成長したような・・・(笑)

ジェームズ・カーンはあまり変わらずに
年を重ねたって感じだなぁ〜

初期の頃のマフィアは、町の相談役みたいなカタチで
こまごまとしたトラブルの解決をしていた。
それが時代の変化とともに組織もトラブルも大きくなり
今のマフィアというカタチになった。
これは『仁義なき〜』のヤクザもそうだったなぁ〜。

巨大化し犯罪も凶悪化する中で
ファミリーの絆を大切に思うようになる。

子供の頃には単なる暴力映画としか思わなかったが
これほど深く壮大なものが流れる作品だったとは!

名作の名に相応しい作品。
シビレました!

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