『マーラー』・・ケン・ラッセルの世界
2005年4月1日 洋画その他・海外TVドラマ
1974年・英
監督/ケン・ラッセル
出演/ロバート・パウエル
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マーラーはユダヤ人であるがため
将来に確信が持てないでいた。
そこでワグナーの死後、音楽界を仕切っていた
ワグナーの妻コジマに近づき、改宗するのだった・・・
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ケン・ラッセルの世界爆発〜!な作品(笑)
マーラーの父は「将来の投資」の考えで
苦しい家計の中からマーラーに音楽のレッスンを受けさせる。
息子が有名になれば、モトがとれると考えたのだ。
しかしマーラーは教室ではなく、
自然の中で音楽に目覚めることとなる。
ユダヤ人は金に汚いと非難されながらも
お金のことしか考えない父や親戚。
ユダヤ人であるがゆえに将来に希望を見出せないマーラー。
そこでワグナーの妻コジマに認めてもらうため改宗する。
本作品を観る限り、マーラー自身は宗教にそれほどこだわっておらず
「成功」のために改宗したような感じ。
実際のところはどうなんでしょう?
この通りなのか?それともキリスト教に希望を見出したのか?
ワグナーはヒットラーお気に入りの音楽家。
『リストマニア』でもワグナーに
ヒットラーを連想させる手法をとったラッセル監督。
今回もワグナーの妻コジマにナチスの格好をさせ
SMの女王みたいに振舞わせている(笑)
ケン・ラッセルの作品って、心情をも映像で表現するから
舞台のようであり、1つ間違えばヘンテコな印象を与える場合がある。
そこが好き嫌いの分かれ目になるのだが。
蛍風が初めてケン・ラッセルの作品を観たのは
ヒュー・グラントが出演した『白蛇伝説』だった。
この作品の不思議な雰囲気がとても気に入った。
本作品も不思議で、『リストマニア』同様に
奇想天外な感をうける作品で
いかにもケン・ラッセルらしいなと思った。
しかし、ケン・ラッセルの世界が好きならばいいが、
単純にマーラーの生涯を描いた
真面目な伝記映画と思ってレンタルしたら
大変なことになりそうな作品(笑)
監督/ケン・ラッセル
出演/ロバート・パウエル
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マーラーはユダヤ人であるがため
将来に確信が持てないでいた。
そこでワグナーの死後、音楽界を仕切っていた
ワグナーの妻コジマに近づき、改宗するのだった・・・
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ケン・ラッセルの世界爆発〜!な作品(笑)
マーラーの父は「将来の投資」の考えで
苦しい家計の中からマーラーに音楽のレッスンを受けさせる。
息子が有名になれば、モトがとれると考えたのだ。
しかしマーラーは教室ではなく、
自然の中で音楽に目覚めることとなる。
ユダヤ人は金に汚いと非難されながらも
お金のことしか考えない父や親戚。
ユダヤ人であるがゆえに将来に希望を見出せないマーラー。
そこでワグナーの妻コジマに認めてもらうため改宗する。
本作品を観る限り、マーラー自身は宗教にそれほどこだわっておらず
「成功」のために改宗したような感じ。
実際のところはどうなんでしょう?
この通りなのか?それともキリスト教に希望を見出したのか?
ワグナーはヒットラーお気に入りの音楽家。
『リストマニア』でもワグナーに
ヒットラーを連想させる手法をとったラッセル監督。
今回もワグナーの妻コジマにナチスの格好をさせ
SMの女王みたいに振舞わせている(笑)
ケン・ラッセルの作品って、心情をも映像で表現するから
舞台のようであり、1つ間違えばヘンテコな印象を与える場合がある。
そこが好き嫌いの分かれ目になるのだが。
蛍風が初めてケン・ラッセルの作品を観たのは
ヒュー・グラントが出演した『白蛇伝説』だった。
この作品の不思議な雰囲気がとても気に入った。
本作品も不思議で、『リストマニア』同様に
奇想天外な感をうける作品で
いかにもケン・ラッセルらしいなと思った。
しかし、ケン・ラッセルの世界が好きならばいいが、
単純にマーラーの生涯を描いた
真面目な伝記映画と思ってレンタルしたら
大変なことになりそうな作品(笑)
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