2003年・米
監督/マイク・トーリン
出演/キューバ・グッディングjr.
   エド・ハリス

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アメフトの名門校のコーチをするハロルド・ジョーンズ。
ある日、練習をじっと見つめる男に気づく。
彼は知的障害の黒人青年で、ラジオがとても好きだった・・・
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実話をもとに作られた作品。

ハンディキャップをもった青年は、声をかけても
ろくに会話ができない。
ラジオがとても好きなことから、ラジオをいうニックネームがつく。

心優しいラジオは、周囲をも優しい気持ちにさせる。
しかし、地区優勝を狙うアメフト部には
ラジオを快く思わないものもいた。
それは学校の理事たちも、保護者たちにもいた。

教師でもあるジョーンズコーチは、
ラジオを偏見と差別から守り、
ラジオ自身に夢と希望と明るさをもたらすのだった。
そしてジョーンズ自身も、1番大切なものは何かを知るのだった。

うひゃ〜
キューバ・グッディングJr.上手い!

ジョーンズコーチに会うまで、
おどおどとしてドヨ〜ンとした目つきのラジオが
フットボールと出会い、人々の中で過ごすうちに
キラキラと輝いて、愛敬たっぷりの愛すべき人物に成長していく。

ジョーンズコーチ役にはエド・ハリス
やはりこの人も上手い!
堅実で誠実なコーチ役。
エド・ハリスが画面にうつるだけで
作品に安心感、安定感がみなぎる。

そんなジョーンズコーチの妻リンダ役はデブラ・ウィンガー
これまた良き妻、良き母ぶりを演じていてる。

派手な演出や荒唐無稽な脚色はなく
誠実にそして暖かみあふれる作品


最後にモデルとなったラジオとジョーンズコーチが映る。
殺伐とした世の中、ラジオを見守る高校や地元に人々のように
ほんのちょっぴり他人に理解を示せたら、
世界はもっと素晴らしいものになるのだろうに・・・。

ところでアメフト部のイジメっ子ジョニー・クレイ役
ライリー・スミスだが、どっかで見た顔なんだけど思い出せない。
それとも高校の人気者アメフト花形選手の
典型的なルックスなんだろうか?
あ〜思い出せない・・・。

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