1973年・伊
監督/エンツォ・G・カステラッリ
出演/フランコ・ネロ

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麻薬がらみの犯罪がふえてきたイタリアの町。
捜査を進めるベルリ警部だが、
彼の家族に、犯人達の魔の手が・・・
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うぉぉぉぉ〜
フランコ・ネロ かっちょいいぃぃ〜!


無鉄砲な名物警部のベルリ。
麻薬がらみの犯罪の捜査を進めるが、
事件の核心にせまればせまるほど
マフィアの妨害にあうのだった。
マフィアの力は警察を巻き込んだ巨大権力だった・・・。

悪の温床を断つために、
その度胸と行動力でグイグイ進むネロ扮するベルリ。
イカしたマフラーを首にかけ、前髪ふりみだして頑張る。
あああ、もう素敵です!(笑)

70年代に多くみられるシンセサイザーをつかった
ピロピロした安っぽい音が残念だが、
仕方ない、そういうのが流行った時代だから。
その音楽以外は、もうカッコイイの一言。

奥行きや広がりを感じさせるカメラワーク
つかの間の幸せ、絶望
孤独を身にまとい、悪を追い詰めるベルリ

上司の署長や部下と捜査にあたっているのだが、
ベルリ1人で頑張っている印象が・・・
それだけフランコ・ネロの魅力にヤラれちまった蛍風なのかも(笑)

邦題はこの他に『超犯罪クライム』とつけられたこともある本作品。
『死神の骨をしゃぶれ』の表す意味が内容から良くわからないが、
個人的にはこのインパクトある『死神〜』のタイトルが
作品とフランコ・ネロの魅力にマッチしたGOODなタイトルだと思う。

どんでん返しが多用される現代の作品に比べると
いささかシンプルすぎるストーリーだが
そこがかえってハードボイルドな男の魅力があふれる作品。

フランコ・ネロにシビれました!

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