2004年・米
監督/ピーター・ジャン・ブレッジ
出演/ロバート・レッドフォード

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ウェイン・ヘイズはレンタカー業界で成功していた。
ある日、ウェインは家の前で
アーノルドという男に誘拐されてしまい・・・
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あらあら、画像が無いのね、残念。

実際にオランダであった事件をモチーフに描かれた作品。

ウェイン役にレッドフォード様
誘拐犯アーノルド役にウィレム・デフォー
ウェインの妻アイリーン役にヘレン・ミレン

いや、もうこの顔ぶれを見ただけで
その辺のうわっついただけの作品ではないことが分かる。

誘拐された男
誘拐した男
誘拐された夫を心配する妻

この3人の思惑とかけひき。

サスペンスでありながら、
夫婦の深い愛情と絆が根底にある。
それは「好き好き〜♪」なんて甘っちょろいものではない。

誘拐モノだが、犯人の心のゆがみと
周到に練った計画と感覚まかせの実行は
現代社会の心の闇を見るようで、シリアスドラマともいえる。

単なる犯罪モノあるいはサスペンスという単純な枠に納まらず
重く深いものが横たわるのは
演技合戦の様相を呈したキャスト達の実力のたまものであろう。

スカッとするものでもない
ハラハラドキドキでもない

渋く重く深い大人の作品

それにしてもレッドフォード様も歳をとったなぁ〜・・・・
それでも素敵なんだけどネ(笑)

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