2002年・米
監督/スパイク・リー
出演/エドワード・ノートン

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麻薬ディーラーのモンティは
24時間後に刑務所に収監されることになっている。
残こされた自由な一日。
父、親友、恋人と別れを惜しみ、
様々なことのケリをつけるモンティだった・・・
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24時間後に刑務所に収監されるモンティ。
彼の選択肢は3つ。

おとなしく7年間服役するか?
出頭せずに逃亡するか?
そして自殺するか?

モンティはそのどれを選択するのだろうか?

その合間に幼馴染の親友との旧交
自分を警察に売ったと噂される恋人への疑惑
組織との決別などが描かれる。

社会派スパイク・リーらしく
NYが抱える様々な問題をチラチラと含めながら
「男の友情」「父と息子の絆」を描く。

ん〜、しかしね・・・。
いや〜、蛍風、個人的に「男の友情」「父と息子の関係」は
この作品に限らず、はっきり言ってピンとこない。

24時間、3つの選択肢の間でゆらゆらゆれるモンティ。
ジャック・バウアーなら、核から街をまもり事件を解決する時間だ。
まぁ、ジャックの方が「トンデモ展開」なのだが・・・(笑)

実際のところは、モンティのように揺れ動く1日なのだろう。
もし3日あれば、3日間揺れ動くのだろう。

ラストはね、あれ、どうなんでしょ?
単にあきらめからくる現実逃避の妄想なのかしらん?
それとも???

まぁ、あれが余韻の残るラストってことなのかもしれない。

社会問題を含みながら
男の絆と友情を描いた社会派ヒューマンドラマ。


とはいえ、女の蛍風には
犬の使い方が上手いと思ったものの、
辛気臭いドラマだな〜と感じた作品。

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