2004年・米
監督/チャールズ・S・ダットン
出演/メグ・ライアン

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子供の頃からボクシングに夢中のジャッキー。
ひょんなことから移籍料1ドルでボクサーを獲得する。
しかし肝心のボクサーはヤク漬けだった。
そこに現われた青年ルーサーに、
ボクシングの才能を感じたジャッキーは
彼にボクシングをしないかと誘うのだった・・・
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男の世界プロボクシング界で女性初のプロモーターとして
活躍した実在の人物ジャッキー・カレンをモデルに描いた作品。

とはいえ、より映画向きに本当は既婚者だが
独身だったりと、「若干」の設定変更がしてあるらしい。

ジャッキー・カレン役にメグ・ライアン。

ん〜・・・
実際のジャッキーは、
ペッド・ミドラーとかパム・グリアーみたいな
肝っ玉系肉感的タイプなんだよね・・。

メグ・ライアンも頑張ってはいるが、
ボディコンやボンテージ衣装がまるで合ってない。
いかにも借りてきた服って感じ。
ただの鼻っ柱が強い上昇志向の女にしかみえないのが残念。

男社会の中で孤軍奮闘しながらも選手を思いやる肝っ玉母さんなら
やはりペッド・ミドラー的役者がピッタリだ。
逆にド派手なフェロモン系ルックスで男社会を手玉にとりながら
内面は母親のような存在というギャップをみせるのであれば
お色気ムンムンの女優でもよかったのでは?
パメラ・アンダーソンとかさ。

1人の女性が男社会の中で夢を実現させるサクセス・ストーリー。
ルーサー役のオマー・エプスが好演し
メグ・ライアンも確かに頑張ってはいるのだが、
「がんばり」ばかりで心身共に物足りなさを感じる(笑)

邦題も含めてもうヒトアジ欲しかった作品。

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