2002年・米
監督/クレア・ペプロー
出演/ミラ・ソルヴィーノ

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王女が森でみかけ一目ぼれした相手・アジスは
かつて父が追い落とした王の忘れ形見だった。
賢者エルモクラートのもとで
王女を憎みながら育ったアジスに
王女は男として彼に近づき・・・
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森で見かけた青年アジスに一目ぼれした王女様。
侍女とともに男装し、フォシオンと名乗り
賢者エルモクラートに教えを乞いに来たことにする。

庭師や召使いを買収し、屋敷に入りこみ
エルモクラートの妹レオンティーヌに言い寄り
屋敷に滞在できるよう口添えを頼む。
まんまと王女様の嘘にだまされ、
「フォシオン」に夢中になるレオンティーヌ。

しかしエルモクラートに女であることを見ぬかれると
森でエルモクラートに一目ぼれしたと嘘をつき
そして彼をも彼をとりこにする。

そしてお目当てのアジスの心も掴む王女様だったが・・・

王女様役にミラ・ソルヴィーノ。
男装し「フォシオン」の時の低い声と
王女様の時の女性らしい声に使い分けがGOOD。
特に男装した姿は、宝塚チックで素敵だ

王女様に振りまわされる賢者エルモクラート役に
ベン・キングスレー。
若い女の子に言い寄られ、
舞いあがるさまはとにかくカワイイ(笑)
黒いウェーブのカツラ姿も、またカワイイ(笑)

ベン・キングスレーをはじめ、オーバーアクション気味の演技、
滑稽だけど、なぜかしら?と思ったら、
これは舞台劇の映画化なんだそうな。

それで納得

いきなりな合唱でのラストも、
舞台劇なら・・と納得できる。

恋のために嘘に嘘を重ねる王女様の恋は実るのか?!

素敵なお庭と立派なお屋敷、そしてロマンティックなフリフリドレス。
加えてミラとキングスレーの演技もなかなかのもの。
ミラ・ソルヴィーノはこんなにキュートで演技が上手かったんだ・・・。

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