2003年・米
監督/ダミアン・ニーマン
出演/ガブリエル・バーン

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ベテラン詐欺師チャーリー・ミラーは
恋人ティファニーとカードの天才ヴァーノンとで
伝説のギャンブラー・ディーンと対決することに・・・
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ベテラン詐欺師ミラーにガブリエル・バーン
カードの天才ヴァーノンにスチュアート・タウンゼント
伝説のギャンブラー・ディーンにシルヴェスター・スタローン

シルヴェが大きな扱いを受けている作品だが
主役はガブリエル・バーン扮するチャーリー・ミラーである。

いつも思うのだが
シルヴェはカッコつければつけるほどカッコ悪い
マヌケにみえてしまう。
シルヴェはチンピラや少々ハズレた役のほうが
俄然カッコ良くみえるのに・・・

今回のシルヴェも仕立ての良さそうなスーツを着て
伝説のギャンブラーを演じているが、全然サマになっていない(笑)

そのせいかガブリエル・バーンが堅実な演技をしているものの
ヒジョーに影が薄くなってしまっている。

シルヴェが登場するまでは、ストーリー的にも
なかなか期待させるものがあったのだが
終わってみると「なんじゃこれ・・・」って印象。

ディーンとかつて恋仲であったかのようなイブ役に
メラニー・グリフィス。
あー、彼女老けた・・・。
ドン・ジョンソンと結婚してたころのキラキラ感がない。

不二子ちゃん的役柄ティファニー役のサンディ・ニュートンだが
イマイチ不可解というか浅いというか中途半端な役柄設定。

ストーリー序盤のカードテクニックと
ヴァーノン役のスチュアート・タウンゼントの魅力だけが救い


だましだまされの心理的かけひきも
浅いというかキリキリした緊張感に欠ける。

この作品を選んだこと自体「だまされた」と感じてしまった作品

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