1993年・米
監督/スティーブン・サージク
出演/マイク・マイヤーズ

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夢でジム・モリソンと出会い
コンサートを開けとお告げを受けたウェイン。
地元オーロラの町で
「ウェイン・ストック」を開催しようとするが
なかなか出演をOKしてくるアーティストが揃わず・・・
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前作がヒットして出演者が豪華になった本作品。
ウェイン&ガースの主演コンビと
ウェインの恋人カサンドラ役のティア・カレルは続投。
しかし今回はティアの歌声は前回に比べると少ない。

で、今回は誰が歌っているのかといえばエアロスミス!

「ルック・ライク・ア・レディ」だっけ?
この歌かなりヒットしたんですよ。
今の音頭とっているだけの(失礼、蛍風にはそう聞こえる)
ラップなんかより
ヘビメタやハードロックのほうが、蛍風には聞きやすい。
ま、世代の違いなんでしょうが・・・。

その他にガースが誘惑される役でキム・ベイシンガー!
彼女の演技にはもう大笑い!
ドリュー・バリモアのちらっと出演。
ドリューに関して言えば、トム・グリーンと結婚しただけあって
こういうコメディーはもともと好きなんだろうな、と思ってしまう。

全作のロブ・ロウに代わって、
今回の仇役はクリストファー・ウォーケン様!
カサンドラとダンスを踊るシーンは、さすがに様になっている。

パロディもふんだんに盛りこまれている。
『卒業』をあそこまでパロったことに脱帽。

個人的に1番アツクなったシーンは・・・
ティアの浮気現場を張りこんでいたウェイン達。

ウェインは電柱に登り、黄色いヘルメットをつけて作業服姿
ガースは交通整理をするフリをして警官姿
残りの二人はバイクをいじりながらの皮ジャン
海軍兵に扮してセーラー姿

張りこみがバレでウォーケン様におっかけられた
一行が逃げ込んだ場所はゲイバー

そしてウェイン達がステージに登ったとき
あの曲が流れる!!!

ウェイン達の服装、そしてゲイバーとくれば
そう、あのパウエルさんも歌った
ビレッジ・ピープルの「YMCA」!!!


あ〜でも1人足りないなと思っていると
舞台のソデにウェインの夢にでてきたインディアンが!

スパイ大作戦の音楽が流れる張りこみシーンから
まさかこのパロになるとは予想のしていなかったので
そうきたか〜っと思わず叫んでしまいました(笑)

ビレッジ・ピープルは特に初代ボーカルの
ビクター・ウイリスの頃が好きなので、
この展開には大興奮してしまった・・・(笑)

作品全体の印象をいえば、
1作目よりも洗練された印象を受ける一方で
ごちゃごちゃした良い意味での魅力が薄くなった感じ。

ウォーケン様出演
ベタは笑いと意表をつくパロ
そして音楽がエークセレントッ(笑)な作品

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