2003年・米
監督/アンドリュー・ヴァン・スリー
出演/クリスタ・アレン

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なかなか理想の男にめぐり合えないメグ。
壁にデートした男達の写真を貼り、
何がいけなかったコメントを書き、頭に叩き込むようにしている。
心機一転ブルネットをブロンドに染めると
次から次へとナンパされるが、理想の男どころか問題外ばかり。
そんなメグにクラブのオーナー兼歌手のヴァンが声をかけるが・・・
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サエない女の子がブロンドに染めた途端モテモテに!
・・・らしいが、はっきり言ってメグ役のクリスタ・アレンは
髪の色が何色であろうと、美人だしナイスバディである。
さすがハリウッド女優。

サエない女の子が理想の男性とめぐり合うために
悪戦苦闘する話なのに、
もともと美人でナイスバディなクリスタが
ブロンドにした途端モテモテよ〜なのは
どうも親近感がわかない・・・。
っていうか納得できないっ(笑)

美人がブロンドにしただけでモテモテなら、
一般庶民はどうしたらいいんだ?!
ウチらにも少しは残しておいてくれよぉ!(笑)

それに理想の男を追い求めるあまり、目の前の幸せを見落とす。
観客に「あ〜ん、じれったいっ」と思わせるストーリーのようだが、
「じれったい」というより、
「何やってんのよ〜」とサメた気分になり
ちっともメグを応援できない。

しかし、ところどころに現われる下ネタは、
健康的で女性にも充分受け入れられる笑い。
この点はGOODである。

ヴァン役のブーブレさんの甘い歌声も素敵です。

個人的にはメグよりも友達の方を応援したかった。
ヴァンと彼女の恋愛ストーリーのほうが良かったような・・・。

親近感が持てないし「あれ?」と思うことが多々ある作品ではあるが、
さじ加減の効いた下ネタとブーブレさんの歌声は合格点。
気軽に楽しめるごくごく軽めのラブコメ作品

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