2002年・仏/伊/ルクセンブルク
監督/パスカル・モレリ
声優/リチャール・ベリ

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1919年、世界の列強が次々とアジアに
触手をのばしてきた頃。
冒険家コルト・マルテーズはある組織と手を組み
ロシア皇帝の財宝を積んだ列車を襲うことに・・・
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フランスで大ヒットしたアニメ。

う、う〜ん・・・。
動きが固い。
表情が乏しい。
加えて中国人の顔が『ムーラン』のような
いかにも白人が描いたアジア人の顔。

それが近代史をモチーフに哲学的言いまわしで語られるから
観ていてシンドイ・・・。

例えば警察で尋問されているシーン
「彼にあったのは偶然かね?」
「おそらく必然でしょう」

?????

偶然かどうか聞いているのに
それじゃ答えになってないんじゃないか?
しかもそれで納得する警察側(笑)

そんな感じが延々と続く。
90分ちょっとの作品なのに
3時間くらい観たかと思うほど、頭が疲れた。

ルパン3世とジェームズ・ボンドを足したような
キャラクターらしいが、どこがルパン3世?どこがボンド?
『007』は苦手なのでボンドのほうは分からないが
ルパン3世にはカスリもしないような・・・。
個人的には「夢見るニヒルなボンド(もどき)」って印象。

本当にフランスでヒットしたの?
フランス人はアニメでもこういう哲学的説明が好きなの?
大人が観るアニメは他にないの?

かなり疲れました・・・。

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