2003年・米
監督/デヴィッド・ドブキン
出演/ジャッキー・チェン
   オーウェン・ウィルソン

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アメリカで保安官として暮すチョン・ウェイン。
彼のもとに妹から父の形見が送られてきた。
妹は父の仇を追ってイギリスにいると知った彼は
ロイと共にイギリスへ向かうのだが・・・
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前作『シャンハイ・ヌーン』の細かな設定は忘れてしまっていたため
あぁ〜そういえばペペ姫っていたよなぁ〜と思い出しながらの鑑賞。

最近のアクション映画といえば
カーチェイスや銃撃戦がほとんどの割合で見られるが
本作品はちらっとでてくるだけで
ジャッキーのアクションそのものを堪能できる。

特に市場(屋台)での乱闘は
香港時代のジャッキー作品を彷彿とさせ、蛍風大満足!

イギリスだろうが香港だろうが、市場は市場。
飛んだり跳ねたり屋根に登ったり。
これで吹きぬけの食堂の2階で乱闘してくれればなぁ。
そしてラストは原っぱで決闘、
そしていきなりの「終劇」なら完璧なんだケド(笑)

香港時代同様、
いくつになっても「とぉさぁぁ〜ん」と若造チックなのも嬉しい(笑)

残念な点はドニー・イェンとの対決。
夜の対決だったが、もっと明るい所でじっくりみせて欲しかった。
それにしてもこの2人のアクションは、
他のカラミと比べて速い!さすがだ!

『シャンハイ・ヌーン』でも感じたが、
今回も時代公証があってないような・・・。
なんか違う時代のものや事柄がごちゃまぜになっているような・・・。

しかし、そんな細かいことはどうでも良いと思えるのが
「ジャッキー」モノの魅力。
オーウェンとのコンビも抜群。
シリーズ化してずっと続いて欲しい作品。

そういえばユン・ピョウがハリウッド進出する話はどうなったんだろ?
この作品に出るはずじゃなかったかな・・・。
それとも気づかないだけで出演していたのかしらん・・・?

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