2003年・独
監督/セバスチャン・ニーマン
出演/マティアス・ケーベルリン

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考古学生のステファンは、
イスラエルの古代遺跡で2000年前の人骨を発見する。
しかし、その人骨には現代医学の治療の後があり、
その遺骨の傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書が・・・
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2000年前の遺跡から発見された人骨は
現代医学の治療痕があり、
傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書とメモがあった。
このことから人骨はタイムトラベラーのものであり
ビデオにはイエスの姿が録画されていたと推理したステファンは
まだ発見されていないビデオカメラの行方を追うのだった・・・。

SF小説「イエスのビデオ」の映画化。
予告編を観てとても面白そうだったので選んだ作品。
ビデオカメラがSONY製というのも
なんだか嬉しかったし・・・(笑)。

ベストセラー小説、アドベンチャー、タイムトラベルと
かなり面白そうな要素が詰まっているのだが
期待してたのとは、ちょっと違った感じ・・・。
予告編で期待し過ぎちゃったのかな・・・。

人骨はタイムトラベラーのものと推測し、
イエスが映っているビデオカメラを探そうとするステファン。
しかしカメラを探しているのは彼だけではなく、
危険が彼を襲うのだった・・・。

ん〜、ステファンね、
最初は考古学的観点から遺跡を発掘していたのが、
命を狙われてからは、意義とか意味とかではなく
なにがなんでも自分がカメラを手に入れてやるって感じで
行動していくようになる。
ステファンにはイエスの映像よりも、
なかばヤケクソでカメラは絶対に俺様が探し出す!
そんな印象を受ける。

まぁ、あっちからもこっちからも狙われ
ステファンもあっちこっち巻きこみながらの捜索。
終わってみれば、敵だった人物が意外とイイ人だったり、
カメラだって、また・・むにゃむにゃ・・・・
俺様ステファンが生き残れば、後は問題なしってことか?

発想が実に面白いのだが、
終わってみれば物足りなさを感じた作品。

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