1995年・中
監督/リー・チャンクァン
出演/ン・クァイエリン

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1937年の中国。
国民政府と共産党が対立を続け、その一方では日本軍が
華北省に進軍し緊張が高まっていた。
そして7月7日の夜、1人の日本兵が行方不明となり
一発の銃声が響き渡った・・・。
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中国共産党が抗日50年記念かなにかで作った作品。
蘆溝橋事件からいかにして中国共産党が
日本軍をやっつけていったか描いた作品。

当時の日本軍はノリノリの破竹の勢いだが
そこは中国映画、日本軍の活躍はあっさりとふれる程度。

日本軍と国民党が戦っている時に
状況を冷静に傍観していた共産党が
結局は勝ちましたって感じのお話なのかなぁ・・・。

中国映画なので、日本兵も中国語を喋ります。
たまに日本語を喋っても「ばかぁぁぁ〜」ぐらい。

蘆溝橋事件の銃声は、偶発的なものだったと勉強した記憶があるが
(勉強したのはかなり昔のことなので、はっきり覚えていないケド)
中国では、日本が意図的に起こしたものと思われているらしい。
ホントのとこはどうなんでしょう?

中国から見た日中戦争だから
ある程度仕方がない部分はあるにせよ、
単なる中国映画というよりプロパガンダに近い印象を受けた作品。

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