1998年・仏
監督/ミッシェル・オスロ
声の出演/浅野 温子

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母親のお腹から自分の力で生まれてきたキリク。
キリクの村は悪い魔女カラバが支配し、
男達はカラバの食べられていた。
利発なキリクは思った、
「どうして魔女は意地悪なの?」・・・
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おふらんすのアニメ。

アフリカが舞台のせいか、お国柄なのか、
20年ぐらい前のアニメを観ているような絵柄。

利発なキリクが、知恵と勇気で魔女カラバから村人を守り
なぜ魔女は意地悪なのか真相を探りに、
果敢にも魔女の住みかに忍びこむ。

・・・どうなんだろ?
今のポケモンとかクレしんを観ている日本の子供達に、
この絵柄が受け入れられるのだろうか?

とはいえ、利発なキリクが大人でも怯える魔女に
勇気を持って、機転をきかせて挑むおハナシは
子供は夢中になれるかもしれない。

しかし哲学的でおゲージツといった作りは
娯楽要素に慣れた日本の子供には、ややツライかもしれない。

とするならば、これは大人向きのアニメなのだろうか?
ん〜・・でも蛍風個人的には、あまり好きじゃないなぁ。

魔女カラバの浅野温子がGOOD!
声優以外の吹き替えは好きではないが、
カラバの声は浅野温子しか考えられないようなハマリ具合。

舞台がアフリカだが、フランスから見たアフリカの世界。
観念的で哲学的。
ワクワクドキドキというより、「むむぅ〜」と考えこんでしまう作品。

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