2002年・米
監督/スパイク・ジョーンズ
出演/ニコラス・ケイジ

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『マルコヴィッチの穴』で成功を収めた
チャーリー・カウフマン。
今度は「蘭に魅せられた男」の脚本を依頼される。
ありきたりなハリウッド的脚本にしたくないと思った彼だが
一向に筆は進まず、スランプとなる・・・
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気弱な脚本家チャーリー・カウフマン。
『マルコヴィッチの穴』で成功した彼は「蘭に魅せられた男」の
脚本化を手がけることになるのだが、
ありきたりなハリウッド作品にしたくない彼は
アイデアがまとまらずに四苦八苦。

そんな彼の双子の弟ドナルドはノーテンキに
「俺も脚本書いてみよっかなぁ〜」

自分のことでせいいっぱいのチャーリーは
たいして気にも止めなかったが、
ドナルドの脚本が絶賛を浴び、ますます筆が進まない・・・。

ちょっとした会話にひねりのきいた笑い。
脚本が書けない男の話からはじまって、
最後はミステリーちっくになりヒューマン系になったり。
スーザン・オーリアン役のメリル・ストリープの
豹変ぶりもお見事。

あら?あら?と話があちこちに飛びながら、
これでどうやって話を終わらせるのかと心配になったりもするが
ちゃんとラストにこぎつける脚本はサスガである。

脚本家ってのは大変なんだぜ〜と内輪話のような作品。

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