2001年・米
監督/スティーブン・ホプキンス
出演/キーファー・サザーランド

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CTU(テロ対策ユニット)ロサンゼルス支局チームリーダーの
ジャック・バウアーは、
真夜中に召集を受けた。
黒人初の大統領候補デヴィッド・パーマーの暗殺計画の情報が入ったのだ。
事件を未然に防ごうと奔走するジャックに
娘のキンバリーが行方不明になったと連絡が・・・
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ハマってました!
期待通りの予測不能な展開!
あ〜、全巻リリースされてから見始めて良かったぁぁ〜。

テロリストによる大統領候補暗殺計画を知ったCTU。
ジャック他スタッフ全員に召集がかかる。
ジャックはテロリストを捕まえ犯行を未然に防ぐとともに
極秘にCTU内の内通者を暴く任務が与えられる。

誰が裏切り者か分からない、誰も信用できない状態の中
娘のキンバリーが行方不明になったと妻テリーから電話が!

あっちもこっちも大変な状況のジャック。

一見無関係のように見えた2つの事件だが、実は・・・。

一刻を争う重大な捜査をしているジャックに、
妻から「早く帰ってきてよ〜、娘が大変よ〜」と
しつこく(笑)電話がくる。

政府の極秘捜査を仕事とする夫に、こんな妻でいいのか?
かなり困った女房だと思う蛍風なのだが、
このパニックになったら人の事など考えられない性格の妻テリーが
ストーリーを俄然面白く、とんでもない方向に落し入れていく(笑)

トラブルメーカーのような妻のテリーだが、
夫ジャックも感情的で独断専攻、リーダーシップに欠ける行動ばかり。
特殊部隊員ならまだしも、政府の捜査官がそんなんでいいのか?(笑)

そして似たもの夫婦の娘キンバリーも当然、
独断的行動をして、状況がさらに困難に・・・(笑)

このストーリーは24時間の出来事なのだが、
とても1日で終わるとは思えないほど次から次へと問題が!
画面がアップになって、こいつが裏切り者かしらんと思いきや、
ただの脇役と思ってた人物が事件に関わっていたりと、
とにかく予測を裏切るハイスピードな展開。

ちっちゃな事まで、人員を配して周到に、蜘蛛の巣のように
はりめぐらせるテロリストの計画。

暗殺計画を企てるなら腕の良いスナイパー1人雇えば
済むと思うんだケド(笑)

仕事ももちろんだが、家族を優先するジャック。
かたや、大統領候補パーマー一家は
家族よりも仕事(選挙)を優先に考える。
この両極端な一家の妻の対比が面白い。
ま、どちらもトラブルメーカー的存在なのだが・・・。

多くの人間が登場し、死んでいく。
どっかで見たことある顔だな〜と思ったら
ルー・ダイアモンド・フィリップスが出てた。

似てるな〜、でもまさか・・・と思ってたら
デニス・ホッパーがでてた。

彼が出演しているとは知らなかったので、
画面に現われたとき、不意をつかれてしまった。
頭の中が真っ白になって、思い浮かんだことは
彼が昔出演していたCM。
強面の彼が「あっひ〜るちゃん♪」とあひるのおもちゃを愛でるシーン。
日本が景気良かった頃、ジャパンマネーにものを言わせて
ハリウッドスターが次々ととんでもない姿を
日本の茶の間に提供してくれたあの時代!
あー懐かしいぃぃぃ!(笑)

物語に夢中になっていたので分からなかったが、
もしかしたらルー&ホッパー以外にも
名の知れた人が出演していたかもしれない。

予測を裏切るストーリー展開、
そしてこれまたTVシリーズにはビックリのラスト。
ハマると同時にツッコミをいれて楽しめる。
第2シーズンも楽しみな作品。

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