2003年・米
監督/ジョナサン・モストゥ
出演/アーノルド・シュワルツネッガー

============================================
審判の日を防いだと思ったジョンだが、
心の奥底では、なぜか不安をぬぐいきれない毎日を送っていた。
そして今再びジョンの前に、彼を守るためにターミネーターが現われた。
審判の日は延びただけだったのだ・・・
============================================

前作『T−2』は、相方と初めてのデートで映画館で観たという
個人的に思い入れの強い作品。

その時は1作目に比べるとストーリーの持つハラハラ感が薄く
T−1000のCGにドギモを抜かれたものの
『ターミネーター』の続編というより、
シュワちゃんの映画だなぁ・・という感想だった。
それでも蛍風にとっては記念すべき作品なので、
『T−3』が作られると知った時は、嬉しくなった。

そんなワケでかなり期待して観たのだが・・・。

う〜ん、ストーリーは新しいことがない。
巡り巡って1作目に戻るような感じ。
それじゃ蛍風の記念すべき『T−2』の立場がないじゃないか!(笑)

シュワちゃんは『T−2』に比べると、あまり画面に出てこない印象。
・・『T−2』が出過ぎたのか?!(笑)

しかしながらクレーン車の暴走シーンは迫力満点。
・・でもそれくらいかな?

T−800型のシュワちゃんは20年前に比べると
やはり年齢を感じる肌。
ロボットなのにいいのか?(笑)

1番のショックはジョン・コナー役。
なんでエドワード・ファーロングじゃないのさ!!!
彼の憂いのある瞳が、未来の悲劇と運命の重さにマッチしてたのに。
今回のジョン役ニック・スタールは、繊細さに欠けるルックス。
まあ、マイケル・ビーンとリンダ・ハミルトンの息子だと思えば
納得もできるのだが・・・。

それでもエドワードが観たかった!

リンダ・ハミルトンが出てないのはキャメロンじゃないからか?(笑)

子供の頃から戦闘術を叩きこまれてたジョンが
大した働きをしないのは何故か?忘れたのか?(笑)

まあいろいろとツッコミはできる作品なのだが、
前作から10年以上経っても作品を作ったという意義は認めたい。
出演したシュワちゃんも褒めてあげたい。

・・・それにしてもシリーズ化されると
セルフパロが出てくるのはお約束なんだろうか?(笑)

コメント