1984年・米
監督/アルバート・マグノーリ
出演/プリンス
   モリス・デイ

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キッドは才能あるミュージシャンだが、
利己的でバンド仲間とは不和状態にあった。
そんな時歌手として成功を夢見るアポロニアと出会い
2人は恋に落ちるが、
歌手の夢をあきらめられないアポロニアは
キッドのライバル・モリスと組むことに・・・
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プリンスの自伝的青春作品だそうな・・・。

ストーリーはよくある青春モノそのままで、
才能はあるが、仲間とは馴染めず、家庭環境ボロボロの青年が
大切な恋人を失ったことから、周りが見えるようになり
ついには成功を収める・・・というもの。

これはストーリーを見る作品ではない。
プリンスを観るための作品だ。

プリンスといえば、今はどうか知らないけど当時は人気あったのよ。
しかし誰もが好きな人気者というタイプではなく
どちらかという好きな人だけが好きという位置づけ。
同じ黒人のマイケル・ジャクソンの人気とは違ったタイプだった。

で、蛍風は正直あんまり好きじゃなかったのよね。
プリンスは王子様というより、
言葉で表現するなら「ぬばぁぁ〜」って印象だったから(笑)
その「ぬばぁぁ〜」が王子様チックなフリフリの衣装だったので、
違和感があって・・・。

しかし20年たった今、本作品をみると
プリンス、結構カワイイじゃないの〜(笑)
当時流行りの襟足の長いヘアースタイルに
ふっくらとした頬、ハリのある肌。
ダンスもアイドルっぽい(笑)

あーーー、プリンスは若かったんだ。
少女だったあの頃には、「ぬばぁぁ〜」しか感じなかったのに(笑)

ステージ衣装はもちろんフリフリ。
家に帰ってもフリフリなのは何故かと考えてはイケナイ。
だってプリンスなんだから(笑)
猿の人形で腹話術を披露したり、
ちっちゃい体でバイクを乗り回してくれたりもする。

ツッコミいれながら、当時を思い出してミョーに照れ笑いしてしまう。
今若い方も、後20年すれば、
エミネム見て同じように感じるかもしれないよ(笑)

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