1954年・米
監督/スタンリー・ドーネン
出演/ハワード・キール

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西部開拓時代。
七人兄弟の長男アダムは、町に買いだしにでたついでに
花嫁探しをする。
アダムの家は男ばかりの七人兄弟暮しで、
丈夫で働き者のしっかりした花嫁を探していた。
そこで町で働くミリーを会ったその日のうちに
結婚して山奥の自分の家に連れて帰る。
ミリーの出現で、6人の弟達も花嫁が欲しくなり・・・
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MGMのミュ〜ジカル!

とはいえ、開拓時代の山奥に住む荒くれ男のおハナシなので
とってつけたようなダンスではなく、
ケンカしたり、丸太を斧で割ったりするような
その場のストーリーにあったダンスをみせてくれる。
それでいながら、上品さを失わないテイストはMGMらしさといえよう。

花嫁役達の女の子のウエストが細い!!!
しかし体全体はギスギスと痩せているのではなく
丸みを帯びた体つきで、健康的なイメージである。
そしてスラリと伸びた足を高々とあげる。
女の蛍風でもあこがれちゃうスタイルだ。

ストーリーは、町で見初めた女の子達を、自分の花嫁にせんがため
強引にさらってくる。
季節は冬で、追手は兄弟達の住む山奥には雪解けまでやってこない。
意気揚揚と花嫁候補をさらってきたものの、
長男の嫁ミリーに叱られ、兄弟達は納屋で暮すハメに。
当然、女の子たちには指一本も触れられない。
んふ〜、ここが古き良き時代の作品ね(笑)
初めは泣いていた花嫁候補達だが、次第に・・・。

ってなワケで、ロマ〜ンティックなストーリーである。

山々の背景がいかにも「絵」です、というのを除けば、
乙女心がくすぐられる、荒くれ男達のロマ〜ンティックな作品。

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