2002年・米
監督/ボブ・ドルマン
出演/ゴールディ・ホーン
   スーザン・サランドン

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かつては「バンガー(ヤリマン)シスターズ」と呼ばれ、
ミュージシャンのグルーピーをしていたスゼットとヴィニー。
それから20年経ち、今でも過去の思い出に生き
ロスのライブハウスで働いていたスゼットは
クビになってしまう。
そこで今は弁護士と結婚し、豪邸暮しのヴィニーを訪ねるのだが・・・
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最強のグルーピー「バンガー(ヤリマン)・シスターズ」と
その名をとどろかせていたスゼットとヴィニー。

スゼットは、過去の栄光にしがみつくように、
タンクトップ姿でライブハウスのバーカウンターで働いていた。

彼女の自慢は、その店のトイレでジム・モリソンとヤッたこと。

かたやヴィニーは、政界入りを目指す弁護士の夫と
2人の娘と豪邸に暮し、
グルーピーだった過去は封印して、おハイソな妻として暮していた。
慈善事業に参加し、服はいつもベージュ。

過去を勲章に思っているスゼットが、
過去を葬り去っているヴィニーを訪問したことから騒動がはじまる。

ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュ
3人のアカデミー受賞経験キャストを揃え、堅実な仕上がり。
欲をいえば、もっとハチャメチャ大騒動が起きても良かった。
それがないために、あっさりと女の友情が復活し、
小さくまとまってしまった感じを受ける。

ヴィニーの次女役にサランドンの実の娘エヴァが出演。
あ〜、やはり目元が似ている!

それにしてもゴールディ・ホーン、昔と全然かわらぬルックス!
あれで50代後半とは・・・!
ホントに不老不死の薬でも飲んだのか?(笑)

青春をともに過ごし、別々の人生を歩んだ2人の女性。
彼女達の女の友情を描いた作品。
せっかくのキャストを揃え、題材もいいのだが、
もう1歩踏みこんだ展開が欲しかった。
逆にいえば、この脚本でもこのキャストだったからこそ
無難にまとまった作品とも言えるのだが・・・。

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