2002年・米/英
監督/リー・タマホリ
出演/ピアース・ブロスナン

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北朝鮮での任務に失敗し捕らえられてしまったジェームズ・ボンド。
14ヶ月後に捕虜交換で解放されたものの、
諜報員の資格を剥奪されてしまう。
そこで単身敵のザオを追ってキューバに向かったボンドだが・・・
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以前にも何度か書いているが、蛍風、
スターウォーズと007は苦手である。
何を観ても、観たことがあるような、ないような、と
ちっとも覚えられないのだ・・・。

20作目の本作『ダイ・アナザー・デイ』。
舞台が北朝鮮とタイムリー、
こりゃしっかり覚えられるかと思ったケド・・・。

う〜む、北朝鮮が舞台といっても初めの方だけなのねん。

非武装地帯をホバークラフトか何かで逃げるボンド。

あれ?非武装地帯はあんなに道が広くないんじゃ・・・。
確かにDMZ(非武装地帯)は38度線から韓国・北朝鮮側
それぞれ2キロあるけど、何かの番組で見たとき、
あそこは地雷だらけで、草がボーボー、
道は最低限の幅しかなかったような。
韓国と北朝鮮側は違うのかしらん?
そもそも敵が北朝鮮でなくてもいいような設定だし。
時事ネタを取り入れてみましたって感じ?

今回のボンドは、捕らえられて拷問されるわ、「00」を剥奪されて
そんなら俺1人でヤッてやる〜と飛び出すわ、
なにやら人間くさい(笑)
他の作品でも、こんな人間くさいボンドあったかな?
・・・浴衣を着たボンドくらいしか思い出せない(笑)

Mも資格を剥奪するといったかと思えば、ボンドを擁護したり。
「事情が変わったの」と都合の良いことを言う(笑)

ボンドがハル・ベリー扮するジンクスの口説き文句がスゴイ。
蛍風、笑っちゃったけど、笑っちゃいけないんですかね?
うっとりするべきなんですかね?

133分もあるのに、飽きずに楽しめたが、
なぜか違和感を覚えた。
はて・・・何故かしら・・・?

あ、ブロスナンの声が神谷明じゃないからだ!
ブロスナンさん、いろいろ出演しているけど
『探偵レミントン・スティール』の印象が強くて
ブロスナン=神谷明なのよ!

しかし、ブロスナン=神谷明でも
「ジェームズ・ボンド=神谷明」はチョット考えてしまうな。

ボンド=神谷明=キン肉マン・・・
ボンド=神谷明=面堂終太郎・・・う〜む。

その点ボンドファンはどう思っているのかしらん?

1つの作品としてはスパイ映画というよりアクション映画だが
ド派手な作りで楽しめる。
しかし、「007モノ」としては、何かが足りない気がする。
それが何かは蛍風には分からないケド。

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