『宇宙戦争』・・核の意識
2003年7月15日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1953年・米
監督/バイロン・ハスキン
出演/ジーン・バリー
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カリフォルニアの山中に隕石が落下した。
しかしそれはただの隕石ではなく、
中には火星人が乗った宇宙船が潜んでいた。
かれらの目的は、地球侵略だった・・・
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原作はH・G・ウェルズ。
今から50年も前に作られたSF古典作品。
最近の作品と大きく違う点は、
現場に居合わせた1人の科学者が、なんでもかんでもしきってしまうこと。
この作品のヒーローは、大統領でもなければ、特殊工作員でもない。
自らの知識と直感で、地球を守る主人公。
そんな科学者に軍も政府も、しがらみや面目を捨てて、
その科学者におまかせ状態。
間違っても、お上に逆らうな〜なんて言いやしない(笑)
85分の作品で、次から次へとたたみかけるような展開は
まさに名作と呼ばれるだけのことはある。
ただ一つ気になった点が・・・。
それは核に対する意識。
宇宙船をヒロシマよりも強力な核で攻撃するのだが、
現場周辺には軍隊や報道陣、そして民間人と人だかり。
「爆風を避けるために、後を向いてください」
え・・・
そんなんでいいの?
核爆弾だよ・・・?
当時のアメリカでは、被爆の恐ろしさが知られていなかったのだろうか?
それとも意図的に、隠したのだろうか?
映画という娯楽には不必要と考えたのだろうか?
う〜む・・・。
ま、それはさておき、
50年も前に作られた本作品は、現代の作品に比べれば
特殊効果の点では、さすがに見劣りするが、
作品全体を流れる緊張感はさすがに一流。
時代の違いから、ところどころツッコミを入れたくなるシーンもあるが、
真面目に観ても、なかなか興味深い作品。
監督/バイロン・ハスキン
出演/ジーン・バリー
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カリフォルニアの山中に隕石が落下した。
しかしそれはただの隕石ではなく、
中には火星人が乗った宇宙船が潜んでいた。
かれらの目的は、地球侵略だった・・・
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原作はH・G・ウェルズ。
今から50年も前に作られたSF古典作品。
最近の作品と大きく違う点は、
現場に居合わせた1人の科学者が、なんでもかんでもしきってしまうこと。
この作品のヒーローは、大統領でもなければ、特殊工作員でもない。
自らの知識と直感で、地球を守る主人公。
そんな科学者に軍も政府も、しがらみや面目を捨てて、
その科学者におまかせ状態。
間違っても、お上に逆らうな〜なんて言いやしない(笑)
85分の作品で、次から次へとたたみかけるような展開は
まさに名作と呼ばれるだけのことはある。
ただ一つ気になった点が・・・。
それは核に対する意識。
宇宙船をヒロシマよりも強力な核で攻撃するのだが、
現場周辺には軍隊や報道陣、そして民間人と人だかり。
「爆風を避けるために、後を向いてください」
え・・・
そんなんでいいの?
核爆弾だよ・・・?
当時のアメリカでは、被爆の恐ろしさが知られていなかったのだろうか?
それとも意図的に、隠したのだろうか?
映画という娯楽には不必要と考えたのだろうか?
う〜む・・・。
ま、それはさておき、
50年も前に作られた本作品は、現代の作品に比べれば
特殊効果の点では、さすがに見劣りするが、
作品全体を流れる緊張感はさすがに一流。
時代の違いから、ところどころツッコミを入れたくなるシーンもあるが、
真面目に観ても、なかなか興味深い作品。
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