1999年・英/独/伊
監督/アルベルト・ネグリン
出演/ピーター・ウェラー

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探検家のジョン・シャノンが、創世記に書かれている
伝説の巨人の搭を探している途中で消息をたった。
彼を探して、娘のダイアンが北アフリカに向かうが・・・
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長い・・・。
192分もある作品。

しかし192分もありながら、壮大さとは無縁のこじんまりとした作品。

伝説の巨人の搭を探すジョン、
そしてその「お宝」を手に入れんとする弟マイケル。

マイケルは、自分が好きだった女性がジョンと結婚したことで
兄・ジョンを憎んでいた。

2人の確執と、娘ダイアンとラシード王子の恋、
巨人と搭の鍵を守る男の娘アドリエルと、将校の悲恋。

これがダラダラと続きながら物語は、巨人の搭探しへと向かう。

で、肝心の巨人の搭には、どんなお宝があるかと思えば、
搭は宇宙への入り口でした〜、マイケルとジョンは和解して、
2人で宇宙へと旅だったので〜す、メデタシメデタシ〜・・・。

・・・なんなのさ、これ。

192分使って、最後はそれ?

しかもピータ・ウェラーは、最初と最後に活躍(?)するものの、
中盤はほとんど出演ナシ。

アドリエル役の女優がキレイだったこと。
ラシード王子役が、いかにも欧米人が好みそうなルックスだったこと、
ただそれだけの作品。

久しぶりに時間を無駄にした気分を味わった作品。
===秋林 瑞佳サマ===
私以外に『カンパニー・マン』にグッときた人がいて嬉しいです。
蛍風の周りでも、つまらないという声ばかりだし、
回転も悪い作品で、残念に思っていたところです。

吹き替えの件、私も子供時代ビデオがない世代(笑)でしたので、
「この俳優はこの声優!」というのがあります
ジャッキー・チェン=石丸 博也
イースト・ウッド=山田 康雄
これは、ほとんどの人がそう思っていることなんですネ!
それ以外だと、蛍風の場合
エディ・マーフィー=下條 アトム
ロバート・レッドフォード=野沢 那智かな?

あ、ピーター・フォーク=コロンボ=小池朝雄もそうですね。
ピーター・フォーク=小池氏ではなく、間にコロンボが入るんです(笑)
ピーター・フォークは、コロンボ役をやっていないと
違和感を覚えます。

声優とは関係ないですが、
渥美 清も寅さん役じゃないとシックリきませんでした。
何かの映画に渥美氏が出演していた時、
子供心に、「寅さんが別の映画に出てる!」とビックリしたもんです。

ビデオが出たての頃は、俳優の本物の声を聞きたいと思い
字幕でばかり観ていましたが、
最近は吹き替えがメインです。だってラクなんですもの(笑)

DVDで観る時は、音声と字幕、両方日本語で観ています。
吹き替えと字幕で、セリフが微妙に違っているので、
作品の世界が解釈がしやすいですね。

しかし、昔の作品や、ちょいとマイナーな作品には
吹き替えが収録されていないことがあるので残念。
そうかと思えば、2種類の吹き替えが収録されているものあったり。
1つでいいから、すべての作品に吹き替えを収録して欲しいなぁ・・・。

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