2002年・米
監督/ケヴィン・レイノルズ
出演/ジム・カヴィーゼル
   ガイ・ピアース

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ある航海で、船長が病に倒れたため、
エドモンはナポレオンの流刑地エルバ島へ、医者を探すために上陸する。
そこでナポレオンから手紙を預かったことから、
彼は無実の罪で投獄されることになる。
13年後、脱獄に成功した彼は、復讐を始める・・・
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原作に忠実ではなく、映画向けによりドラマティックに脚色された作品。

正義感が強く、真面目な男エドモン・ダンデス。
彼は誰からも一目おかれ、愛される人物である。
そして親友フェルナン。
伯爵の息子であるフェルナンは、エドモンと表面上は親友だが、
自分にはないものを持っているエドモンを憎く思っていた。

主人公エドモン、のちにモンテ・クリスト伯に扮するにはジム・カヴィーゼル。
そして宿敵フェルナンはガイ・ピアース。

う〜む・・・。
カヴィーゼルさんの演技は悪くないが、どちらかというと
濃い〜お顔立ちで、悪役顔と紙一重なんだよね・・・。
ガイ・ピアースと並ぶとどっちが悪役?って思ってしまう。

そのガイ・ピアース。
なかなか良い演技を披露。
自己顕示欲の強いエキセントリックな男を熱演。

面白いようにエドモンの仕掛けた復讐の罠が成功をおさめる。
剣の決闘シーンも、ダイナミックな動き。
是が非でもこいつにだけは負けたくないと思う2人の戦い。
スピード感と緊張感が程よくあふれる画面。

テンポが良く、文芸作品でありながら、エンターテイメント性あふれた作品。

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