2001年・米
監督/ジョン・カーペンター
出演/ナターシャ・ヘンストリッジ

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22世紀。地球人は火星を植民地にしていた。
メラニーは囚人護送のためシャイニング・キャニオンを訪れる。
そこには無残な殺され方をした死体が・・・
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B級の帝王じょっっん・かぁぁぺんたぁ〜っっ。

今度の舞台は未来の火星。
・・・未来の火星・・・なのだが・・・。

急に人格が変わったように、襲いかかる人々。
それは、火星の古代の遺跡を発掘したさいに、
解き放たれた亡霊達の仕業だった・・・。

あれ?
それって・・・。

別に火星を舞台にしなくてもいいんじゃないか?
別に未来の話でなくてもいいんじゃないか?

どんなシチュエーションでも自分のやりたいことをやるその姿勢、
さすが、カーペンターおやじである(笑)

バリバリのB級なのに、ミョーに気合がはいっているナターシャ嬢。
それはあたかも、これはB級なんかじゃないわっと
自らに言い聞かせているような演技。
ナターシャ嬢が頑張れば頑張るほど、B級テイストがプンプン(笑)

現代の未開の土地を舞台にしても、なんの支障もないストーリー。
あえて未来の火星を舞台にしたのは何故か?
それは、カーペンターおやじが、そうしたかったからなのだろう(笑)

面白い作品かといえば、う〜んと考えこんでしまう。
やりたいことをやりたいようにやっているカーペンターおやじの心意気を
ゆるゆると鑑賞したい作品。

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