2002年・日
監督/加瀬 充子
声優/石母田 史朗

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北海道の小さな町に住むシュウジとちせ。
2人はまだ付き合い始めたばかりだった。
ある日、シュウジは札幌に出かけ、敵の空襲に遭う。
そこへ謎の物体が現われ、次々と敵を倒していった。
その謎の物体こそ、「最終兵器」となったちせだった・・・。
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『最終兵器彼女』というタイトルと、ドジっこ「ちせ」ちゃんが、
なんと兵器に改造されて、最終兵器になるというお話にひかれて
見ることにした作品。
製作にGONZOが関わっていたことも大きな要因。

結論からいうと、想像していたような作品ではなかった。
人間兵器となった「ちせ」の闘いがメインで、
メカたっぷりかと思ってたんだけど・・・。

兵器となってしまったちせが、
普通の女子高生のように、シュウジと恋愛したい、でも私は兵器なの
ちせが好きなシュウジだが、
自分の力ではちせを救ってやれない、どうしたらいいんだべさ

そんな2人の恋愛のお話でした。

自分のことで精一杯で、大好きなシュウジにクラスメイトに戻ろうと
告げるちせ。
現実から逃げるように、人妻ふゆみと関係を持つシュウジ。

悩める若き恋人達ですな。

兵器となったちせの身体はどうなってるのかしら?
ちせの戦い方はどんなのかしら?
どこの国と戦ってるのかしら?

いろいろと疑問を感じるが、本作品では具体的には明かされていない。

もどかしい恋人達の行方、純愛のお話。
それでいてシュールなラストには驚かされる。

切なくなるほどの、若い二人の純愛ストーリー。
蛍風としては、もう少しメカが見たかった気もするが・・・。

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