2000年・米
監督/ヘンリー・ブロメル
出演/ウィリアム・H・メイシー

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アレックスは父親から「家業」として殺し屋の仕事を
受け継いでいた。
父の言うままに、仕事をこなす生活に疲れ、
カウンセラーに相談するアレックスだが
今度の仕事の標的は、彼のカウンセラーだった・・・
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妻と6歳の息子を持つアレックスは、表向きは通販の仕事をし
ごく平凡な暮しを送っているように見えるが、
裏では父親から「家業」として殺し屋の仕事を受け継いでいた。

6歳の時、初めてリスを殺して以来、
彼の中には良心の呵責と父に逆らえないストレスが
くすぶっていた。

そして自分の息子が6歳になった時、
自分の時と同じように、父がリスを殺させたのを知った時、
彼のなかで、何かが崩れていくのだった・・・

悶々とした思いを胸のうちに秘め、
父に逆らえないアレックス役はウィリアム・H・メイシー。
厳格な怖いおとーちゃんに扮するのはドナルド・サザーランド。
アレックスがふらふらと惹かれる若い娘にはネーブ・キャンベル。

いかにも、なキャスティングといった感じ。

メイシーさんは、まさに父に反抗できずに育った気の弱いおやじって顔。
サザーランドがおとーちゃんなら、誰でも逆らえないだろう。
怖すぎて・・・(笑)
ネーブ・キャンベルもどこか小悪魔的で、女から見て、
おやじがフラフラ〜と吸い寄せられそうなイメージ。

ん〜・・まあ・・その・・・
切ないストーリーではあるが・・・。
単に、親父が怖くて、中年になるまで反抗できなかった男が
キレちゃって、壊れちゃったお話ってだけのような・・・。

蛍風にはドナルド・サザーランドが親父なら仕方がないよなぁと
思っただけの作品。

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