2000年・ニュージーランド
監督/ハーミッシュ・ロスウェル
出演/ロビー・マガシヴァ

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ジャック、ウェイン、トーマスの3人は
地元マフィアのボス・ダディ主催のビリヤード大会に出場する。
チーム名は「スティックメン」。
大金が動くこの大会で優勝を狙う彼等の前に
強敵が次々と立ちはだかる・・・
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ニュージーランドの作品、題材がビリヤード。
どちらもあまりお目にかかることがない。
ビリヤードが題材の作品といえば『ハスラー』しか思いうかばないなぁ。

『ハスラー』は男くさい作品だったが、
本作品はそれよりもっとライトな青春モノといった感じである。

マフィアのボス・ダディ主催の大会ということで、
賞金も高額だし、その試合に賭けるお金の動きも大きい。

この作品で印象的なのは、「スティックメン」は名誉や賞金のためではなく
どちらかというと、ビリヤードが楽しく、自分の腕を試したい
そんな純粋さと、流れに身をまかせた感じ。
もちろん青春モノですから、そこに「女」も加わるけどね(笑)

裏社会の賭博ビリヤードが題材のわりには
おどろおどろしさがなく、どこかほのぼの。
「スティックメン」の3人はもちろんのこと
登場人物が個性的で憎めない。

派手さはないものの、のどかな雰囲気すら漂う青春モノ。
好印象。

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