『フィラデルフィア』・・10年の月日
2003年3月22日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ1993年・米
監督/ジョナサン・デミ
出演/トム・ハンクス
デンゼル・ワシントン
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ベケットは一流の法律事務所に勤める実力のある弁護士。
将来を期待されていたが、突然解雇された。
その理由は自分がエイズであることだと思ったかれは
不当解雇だと訴えるが・・・
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製作は1993年。
えっ・・・もう10年たったのか!
つい最近の映画のような気がしてたのに・・・。
たしかに今観ると、トム・ハンクスもデンゼル・ワシントンも若い!
そしてアントニオ・バンデラスもやっぱ若い!
ハンクスはたしか役作りのために減量した記憶があるが、
『キャスト・アウェイ』の減量した姿より、
やはり若くて肉体的にも精神的にも「折れちゃいそう」な
もろさが表現されている。
しかし目の力だけは、信念を持った強いものを感じる。
さすがにアカデミー主演男優賞受賞の演技。
10年前は、つい最近のような気がするが、
この作品でエイズに対する人々の困惑する姿が
それ以上昔の事に思える。
当時、エイズは同性愛者の病気だと思われていた、
馴染みのないこの病気に、人々は理解よりも恐怖が先にたっていた。
握手しただけで感染するのでは?
同じつり革を持っただけで感染するのでは?
洋式便座に座って感染するのでは?
今では「そんなことないだろ〜」と理解できるのだが、
その当時はただただパニックだった。
10年という月日は、つい最近のようでもあるが、
確実に時は過ぎている。
この作品に出演しているエイズ患者の中にはもう亡くなった方もいる。
その一方で人々のこの病気に対する
理解と知識も前進している。
病魔におかされながらも、差別と偏見と戦う主人公。
家族と友人の暖かい愛に包まれながら、
社会と戦い、自己の尊厳を守るハンクスの演技が素晴らしい作品。
監督/ジョナサン・デミ
出演/トム・ハンクス
デンゼル・ワシントン
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ベケットは一流の法律事務所に勤める実力のある弁護士。
将来を期待されていたが、突然解雇された。
その理由は自分がエイズであることだと思ったかれは
不当解雇だと訴えるが・・・
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製作は1993年。
えっ・・・もう10年たったのか!
つい最近の映画のような気がしてたのに・・・。
たしかに今観ると、トム・ハンクスもデンゼル・ワシントンも若い!
そしてアントニオ・バンデラスもやっぱ若い!
ハンクスはたしか役作りのために減量した記憶があるが、
『キャスト・アウェイ』の減量した姿より、
やはり若くて肉体的にも精神的にも「折れちゃいそう」な
もろさが表現されている。
しかし目の力だけは、信念を持った強いものを感じる。
さすがにアカデミー主演男優賞受賞の演技。
10年前は、つい最近のような気がするが、
この作品でエイズに対する人々の困惑する姿が
それ以上昔の事に思える。
当時、エイズは同性愛者の病気だと思われていた、
馴染みのないこの病気に、人々は理解よりも恐怖が先にたっていた。
握手しただけで感染するのでは?
同じつり革を持っただけで感染するのでは?
洋式便座に座って感染するのでは?
今では「そんなことないだろ〜」と理解できるのだが、
その当時はただただパニックだった。
10年という月日は、つい最近のようでもあるが、
確実に時は過ぎている。
この作品に出演しているエイズ患者の中にはもう亡くなった方もいる。
その一方で人々のこの病気に対する
理解と知識も前進している。
病魔におかされながらも、差別と偏見と戦う主人公。
家族と友人の暖かい愛に包まれながら、
社会と戦い、自己の尊厳を守るハンクスの演技が素晴らしい作品。
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