2001年・米
監督/ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
出演/ビル・マーレー

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フランクは自堕落な生活を送っていた。
彼の体内フランク・シティでは、そんな彼の生活を
容認する市長が再選を狙っていた。
そんな時、体内(フランク・シティ)に謎のウィルスが
侵入してきて・・・
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戦争モノが続いたので、軽めのものを観ることに。

フランクはファーストフードが大好きで、運動が大嫌い。
彼の体内フランク・シティでは、はみだし刑事の
白血球ジョーンズが、成功をあせって失敗ばかり。

そんな時、フランクは体調をくずし、市販薬ドリックスを飲む。
フランクシティではジョーンズとドリックスが
友情を深めながら、謎のウィルスと戦うおハナシ。

いや〜これがお下劣なんだけど、感動するし、感嘆する作品。
さすがファレリー兄弟。

ビル・マーレー演じるフランクは自堕落でどーしようもない父。
地面に落としたゆで卵を「落ちて3秒以内なら大丈夫」と
根拠のない理屈で、平気で食べちゃう(笑)

フランクの体内、フランク・シティはアニメ。
体内では、「脂肪はわき腹に直行せよ」なんてやってる(笑)
唾液は、歯磨きもロクにしないフランクのかわりに
「今日もベトベトのもの食べやがって!掃除が大変だ」(笑)

体調を崩したフランクが市販の風邪薬ドリックスを服用。
このドリックスの活躍を見ていると、
市販薬もまんざらじゃないって気になる。

お下劣なんだけど、むか〜し生物だったか保健体育だったかで
こんなこと習ったな〜と思い出す。
そして自分の体がいとおしくなる。

実写部分は1日で撮り終わったんじゃない?と思うほど
短く、リラックスした感じのマーレーさん(笑)
フランク・シティはアニメで、おそらくは子供がターゲットの作品だが
大人が観てもとにかく笑える。ためになる。

原題は「OSMOSIS JONES」。
邦題、なんとかならなかったのか?
今時「バクテリアウォーズ」ってさ・・。

「熱血!免疫防護隊」
「スーパー白血球ジョーンズ」
「死闘!ジョーンズVS謎のウィルス」
「僕らは体内警察隊」
「がんばれジョーンズ」
こんなバカチン邦題でも良かったような・・・(笑)

かなりお下劣だが、笑えて勉強になる作品(笑)

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