2001年・米
監督/ジョン・アラダイス
出演/ダニエル・コスグローヴ
   ミッキー・ローク

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テッドが久しぶりに帰省すると、
真面目だった弟・ビーンの良くない噂を聞く。
そしてビーンは事故死する。
弟の死に疑問を抱いたテッドは、彼のパソコンを調べると
暗号化されたファイルが・・・
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だ、騙された・・・。

ジャッケトには2番目にミッキーの名が。
こんなB級パニックにミッキーが出るなんて!
ここまで落ちたかミッキー!!!

しかしいつになってもミッキーの出番はナシ。

やっとこさ出てきたミッキーの役どころは
カルト教団の教祖。
おぉ〜セクシー談義でもしてくれるのかと思いきや、
豚だか牛だかの死体から内臓を抜き取る方法を話す。
・・・レクター博士じゃあるまいし。
しかもヨレヨレのスウェットスーツのミッキー。
教祖というより、ただの酔っ払いみたいだ・・・。

タバコの吸い方が全盛期と同じなのが涙を誘う。
昔はかっちょいい〜スーツで紫煙をくゆらせる姿に
エロチズムをかんじたものだが、
ヨレヨレの服では、ビンボーくささがつのる。

そしてあっけなく退場。
え・・?出番はそれだけ?
名前が二番目に出てるのにそれだけ?
だ、騙された・・・。

B級パニックに出たミッキーを茶化すつもりだったが、
あまりの出番の少なさに、かえって哀れになってしまった。

ストーリーは、ホントよくあるB級。
主人公テッドは軍の特殊部隊に所属している設定だが、
事件解決にも、ピンチにもその片鱗を見せることはない(笑)
ただただ「真面目な弟が陰謀に巻き込まれたなんて間違いだ」と
パソコンを調べるだけ。
・・・特殊部隊って設定は何のためだ?(笑)

で、この弟クンは密かに軍の研究をしていたのだが、
それがビックリ。
ゴキブリみたいな虫を超音波で誘導してスパイさせる研究(笑)
「どこにでもいる虫なら敵も警戒しない。すごいスパイだ」って(笑)

その虫が大群で人を襲うのだが、
負けそうになると、合体して巨大化する(笑)

そしてそれを焼き殺して終わり。
それじゃ、根本的解決にはならないんじゃないか?(笑)

何も期待せずに、初めからツッコミをいれるつもりなら
ソコソコ笑える作品。

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