『ノンストップ・ガール』・・愛と執着の境界線

2000年・米
監督/リサ・クルーガー
出演/ヘザー・グラハム

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神の前で誓った夫婦の愛は神聖で永遠だと信じるジョリーン。
ところが突然、夫のカールが家出をしてしまう。
手紙の消印と自らの勘を頼りにカールを探す旅に
出たジョリーンだが・・・
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ヘザー嬢観たさに選んだ作品。

ジャケット見たときにちょっと不安を感じたんだけどね・・・。

今回ヘザー嬢が演じるのはクラブの仕事をする新妻ジョリーン。
ヘザー嬢は清楚なワンピースやお嬢チックなドレスが似合うのだが、
今回は少しワイルドな服装で、どうもピンとこない。

ストーリーは、永遠の唯一無二の相手だと信じる夫が
突然の家出をする。
手紙の消印と女の勘で居場所を突き止め、
そっと遠くから見守る「つもり」のジョリーン。

いや、女の勘というよりは執念と言ったほうがしっくりくるのだが、
ヘザー嬢の魅力のせいか、あまりおどろおどろしくない。

夫の心を取り戻すために、自己流のまじないなど、
かなりヤバクなっていき、
精神病院に入院まですることになる。

結論は、納得するまでトコトン追いかけて、
それで自分の中では完結したということか？

一歩間違えば、醜くなるこのジョリーンを
ヘザー嬢の魅力でギリギリのところでキュートに表現。
ジョリーンの気持ちが分からないでもないが、
作品としては、凡庸な仕上がり。
大笑いするわけでも、ウルウルするわけでもない、
時折、鼻でフッと笑う程度の作品。