2001年・米
監督/ジェシー・ネルソン
出演/ショーン・ペン

============================================
知的障害のため7歳程度の知能しかないサム。
彼は男手1つで一人娘ルーシーを育てていた。
しかしルーシーが7歳になった時、
父を超えたくない思いから勉強しなくなったルーシーを
教師やソーシャルワーカーが心配し、
サムから養育権を奪おうと・・・
============================================

ショーン・ペンとルーシー役のダコタ・ファニングの演技が
評判の作品。

ショーンの演技は噂通り素晴らしいものだし、
ルーシー役も「こんな娘欲しい〜!」と思えるほどの
可愛らしさと聡明さ。

この2人には「愛こそすべて」と言うように
知能なんて関係ない。
深い愛情で結ばれた父と娘。

そこにビートルズのカヴァーが効果的に使われている。
なぜカヴァー曲を使用したのかいうと、
ビートルズ本人達の曲をそのまま使うと、
曲の使用料で制作費がふっとんでしまうからだそうだ(笑)

とはいえビートルズファンにはたまらない作品なんだそうだ。
なんだそうだ・・・って、蛍風はどちらかと言うと
ローリングストーンズ派の方なので(笑)

ショーンやダコタの演技も素晴らしいが
ミシェル・ファイファーの演技が印象的!
ウェイトレス役でビバヒルのクレアが出てたのも嬉しかった。

ドキュメンタリーを意識した手持ちカメラの映像。
親子の愛情に涙がホロリする場面多数。
蛍風の好みの作品ではないが、良い作品だとは思う。

コメント