1998年・米
監督/ドン・マクブリティ
出演/ケイト・マルグロー
   コービン・バーンセン

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足が不自由な少年エライアスの住む町では、
数年前から毒草が生え、それを食べた家畜が
次々と死んでいく謎の現象に見舞われていた。
ある夜エライアスはノンストップで
坂を車椅子で登りきった時、不思議な幻覚を見る。
そして・・・
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貧困であえぐ町を舞台に、インディアンの神話とSF、
そこに信じる力、男の友情をからめた作品。

・・・なのだが、どれも中途半端にしか描かれていないような。

エライアスが「安全な」作物が生え家畜が食べても
無害という幻覚をみて、種を蒔く。
幻覚通りに作物が育つと、町の人間が妬む。
理解を示し強力てくれるのは、父のように慕うジョージだけ。
このジョージとエライアスの母は、若い頃恋人同士で、
予想通り、焼けぼっくいになんとやらでムフフな雰囲気になる。
で、ラストはこれまた予想通りにすべて丸く納まるというお話。

様々な要素を含みながらも、あまりにもあまりにも
お決まりのストーリー。
すべてが中途半端で消化不良。

時間を無駄にしてしまったような気分になった作品。

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