『エア・ハッカー　異常接近』・・お金をかけずにアイデアで

2001年・米
監督/アラン・シモンズ
出演/グレイグ・シェーファー

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コーベット航空は世界初のコンピューターによる
完全自動操縦機の開発に成功。
コーベット社社長や議員を乗せての初飛行を行なうが
何者かによってハッキングされ制御を失う・・・
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おそらくは低予算なのだろう。
飛行シーンは30年前の円谷みたいな感じ。
ちっちゃな飛行機の客室はバラエティー番組でコントに使うようなセット。
キャストもなにやら安い雰囲気の中年の男女。

しかしながら、制御不能になった機体を
必死でコントロールしようとする女性パイロット
犯人を捜索する彼女の元夫（元恋人か？）
恐怖に怯える乗客などなど
パニックモノとしては充分な内容。
無事に着陸できるか緊張させられる。

低予算でイイモン作ったなぁ〜と製作者の喜びが聞こえてきそうな反面
いつかは大金使ってもっといいもん作ってやると
スタッフの意地が感じられる作品。

時間も96分と手頃で、そこそこの緊張感。
まさにビデオ向きの作品といえよう。