2001年・米
監督/ジョー・ロス
出演/ジュリア・ロバーツ

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キキは姉の人気女優グウェインの付き人。
グウェインと俳優エディは理想のカップルだったが
別居中の今はエディは精神が病んで治療中、
グウェインはヒット作に恵まれず。
そんな中、二人が共演した新作の完成試写会が開かれることになり、
二人揃って出席しなければならなくなり・・・
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ジュリア扮するキキは、わがままな姉の付き人。
このわがままな人気女優グウェインにキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
夫のエディにはジョン・キューザック。
二人の新作を撮った監督にクリストファー・ウォーケン様!

わがままな姉に尽くしていた付き人の妹が
最後にブチきれて、姉は女優らしく世間体を気にして寛大な態度をとり、
すてべ丸く収まりメデタシメデタシって話。

キャサリンはホントいつ観てもお美しい。
マイケル・ダグラスを射とめたあの美貌。
マイケルの息子はキャサリンのファンで
部屋にポスター貼っていたらしいし、
とーちゃんのカーク・ダグラスも「ええ嫁じゃのぉ」と言ってるし。
カーク・マイケル親子は女たらしで有名だったんだよね。
それにファンの息子が加わって、実生活では緊張の連続じゃないのか?
あの芯の強そうな美しさは、実生活で培われたものか?(笑)

役柄的に目立ってしまうキャサリンとは反対に
キキ役ジュリアの影は薄い。
「大スター・ジュリアが地味な付き人役のラブストーリー!」と
うたっているが、
ラブストーリーというより業界ブラックコメディーといったほうが正しい。
キキ役がジュリアじゃなかったら、もっとストレートに
業界コメディーというのが伝わると思うんだけど・・・。

曲者の映画監督ハル役にクリストファー・ウォケン様!
出番はちょっとなんだけど、あの曲者オーラがあふれるインパクト!
好きよ好きよ大好きウォーケン様!
ウォーケン様が出ているだけで評価2割アップだわ(笑)

わがままな姉の人気女優の付き人をする
地味な妹のラブストーリーとしては心情・状況の描き方に不足。
業界ブラックコメディーとするには、宣伝マンの活躍・苦労が不足。
ちょっとした時間がある時に、キャサリン嬢の美貌を堪能し、
ウォーケン様の怪演にワクワクする程度の作品。

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