2001年・仏
監督/ピトフ
出演/ジェラール・ドパルデュー

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名探偵ヴィドックが鏡の顔を持つ連続殺人犯に殺された。
ヴィドックの伝記を書こうとしていた作家エチエンヌは
犯人を捕まえ、それを伝記の最後に付け加えようと
調査をはじめるが・・・
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ヴィドックさんは、実在の人物で
フランスでは知らない人はいないほど有名なんだとか。
そのせいか、ヴィドックのことはあまり詳しく描いていない。
ヴィドックが分かっていることが前提らしい。

しかしこのストーリー、よくある展開で先が読めてしまう。
ヴィドックがどうなったのか、真犯人はだれなのか
まったく予想をうらぎらない素直な展開。

その分映像はとても美しい。
映像をみせるために、わざとストーリーを単純にしたのか?!

この鏡男事件より、ヴィドックが探偵になるまでの人生を
描いたほうが見ごたえがあったのでは?
それからシリーズ化してもよかったような・・・。

少しダークな美しい映像、
小遣い稼ぎのようなドパルデューの出演時間
「すげぇ映像だろ〜ドパルデューも出てんだぜ〜」と
ハッタリをかまされた気分になる作品。

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