2001年・米
監督/トニー・ゴルドウィン
出演/アシュレー・ジャド
   グレッグ・キニア
   ヒュー・ジャックマン

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失恋の痛手にどっぷりとつかっているジェーン。
ある日、雄牛は1度交尾した雌牛とは
2度と交尾しない習性を知り、
人間の男もそれと同じ遺伝子が
組みこまれているかもしれないと思った彼女は
独自の恋愛論を追及し、
遂に雑誌に偽名でその恋愛論を発表し・・・
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グレッグ・キニアが元彼女に未練残しながら
アシュレー扮するジェーンにもフラフラする役。
ほんっと、こういう役はグレッグは上手い。
今ハリウッドで女たらしのダメ男を演じさせたら1番じゃないかな?

冒頭の牛の交尾シーンから面白い。
目を白黒させてコトに挑む雄牛は
頑張ってるなという感じで良し(笑)

失恋の痛手から独自の恋愛論を追求することによって
自分を保っているジェーン。
恋に悩んだとき、破れたときは、ついつい物事を斜に構えて見てしまう。
いや、逆に神経が研ぎ澄まされて
今まで気づかなかったことが分かることもある。

しかし、一般的に「○○論」というものは、
間違ってはいないけど、それがすべて正しいとは限らない。
ジェーンの雄牛恋愛論は、
「そうそう!」と結構うなずいてしまうものがあるけどね(笑)

女友達と「そ〜よね〜」「わかる、わかる!」と言いながらも
心の中では自分の恋の思い出、現在進行の恋をひそかにダブらせて
観るのが似合う作品。
「私カレは違うわぁ〜〜ん」と言ってのろけたりしたら
友情を失うかも・・・(笑)

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