2001年・米
監督/フランク・オズ
出演/ロバート・デ・ニーロ
   マーロン・ブランド
   エドワード・ノートン

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モントリオールに住む凄腕の泥棒ニック。
引退してのんびり暮すために
彼のポリシー「盗みは合衆国でするもの、
自分の庭(カナダ)ではやらない」を曲げて
モントリオール税関に保管されている
フランス王家の杓を盗むことにするが・・・
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デ・ニーロ、ブランド、ノートンの3大俳優共演が売りだが、
デ・ニーロのための作品といった様相。
ノートンさんは、デ・ニーロのひき立て役に徹し、
ブランドは日銭稼ぎの感あり。
ブランドはあれでギャラいくら貰ったのかしらん。

ブランドの「余生を静かに暮したいだけだ、
それには金がいる」のセリフは
彼の本音かと思っちゃったよ(笑)
ブランドさんの人生、いろいろあったから
本当は静かに余生を送りたいんじゃないのかなぁ。
一時代を築いた大スターは
静かな余生を送るにも金が必要なのかもしれない。

ストーリーは緊張の連続。
ぐっとひき込まれるが、いかんせん緊張の連続ばかりでは
ちょっと疲れる。
ホッと和むシーンが欲しかった。

堅実でありながら、ラストはどんでん返し。
いや、予想通りのラストと思う人もいるかもしれない。
蛍風には「あっと驚くどんでん返し」だったけど・・・。

共演者、ストーリーをみるかぎり、
3大俳優共演というよりはデ・ニーロのための
デ・ニーロの作品。
面白かったけど、ちょっと疲れた。

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