1976年・伊/英
監督/フランク・アラグマ
出演/ロビン・アスクゥイズ
   ルーラ・レンスカ

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女流映画監督のルースはアフリカのジャングルに
撮影に行くが、
そこにはなんと巨大なメスゴリラ・クィーンコングが・・・
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うふふ、全編チープテイストでいっぱいです。

当時話題のパロがちりばめられて・・・。
個人的には「猿の惑星バンド」がお気に入り(笑)

パロディ作品かなと思っていると、
馬鹿馬鹿しいお笑いになり、
そして突然の「パニック」モノになり、
最後にはウーマンリブと壮大なラブロマンス(笑)になるという
不思議な不思議な作品。

「キングコング」の巨匠ラウレンティスが
この作品は「キング・・」のものまねだと激怒して
裁判沙汰になり、結局上映されなかったいわくつきの作品だが、
この作品を「キング・・」のものまねとして
激怒したラウレンティス氏の方がどうかしてると思う(笑)

吹き替えでは広川太一郎氏が
独特のノリノリでお笑いたっぷりに演じているが、
英語版のセリフを聞くと、真面目にやっているから
これまた不思議でおかしい。

作品全編チープなのだが、DVDの特典として収録されている、
広川氏と小原女史のインタビューや
イベントの様子など、アルバトロスの社員が自分で撮影したような
手ブレ感のあるチープテイストな映像(笑)

蛍風、個人的には好きな作品だが、
人にお金を払ってレンタルさせるには
かなり気がひける作品(笑)

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