2000年・米
監督/ウォルフガング・ペーターゼン
出演/ジョージ・クルーニー
   マーク・ウォールバーグ

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アンドレア・ゲイル号の船長ビリーは根っからの海の男。
しかし最近は水揚げ高が少なく
船主から文句を言われていた。
挽回しようと生活とプライドをかけて出航する彼らの行く手に
伝説の大嵐・パーフェクト・ストームが・・・
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1991年にマサチューセッツ州グロースターで実際にあったお話。
お金をかけた大作らしく、豪華な顔ぶれである。
久しぶりに見たダイアン・レイン様はいまだにとてもお美しい!
いつものダイアン様よりはすこしやぼったい感じがするが、
それでも港町の女という設定にしては美しすぎる。

メアリー・エリザベス・マストラントニオ演じるリンダは
本物のリンダそっくりでビックリしてしまった。
似てるから起用されたのかと思う程である。

そしてなんとなんと、私の大好きなマイケル・アイアンサイドが
利益ばかり優先する嫌な船主役で出ているではないか〜!!!
水揚げ高の少ない船長を
皮肉たっぷりにじわじわといじめるのかと思いきや
出番はほんの少し・・・。
うぉ〜っ、もっと見せて欲しかったアイアンサイド!!!
そうそう以前深夜に放送されたいた映画情報番組にでていた
ラスティーも出演していた。これもビックリね。

作品的にはやはり目玉の嵐のシーンがすごい。
・・・でもそれだけ。
ストーリーもただ嵐のシーンを見せるための前振りのような展開。
実話とはいえ、2件の遭難の繋がりが希薄。

『パール・ハーバー』同様、DVDの特典として収録されている
メイキングの方が断然面白い。感動もする。
スタジオの中に作られた船のセットなのに船酔いしたりとか
俳優陣に演技指導をするためにボートで近づく監督(笑)
それに実際の嵐の映像もすごかったしね・・・。

テーマパークのアトラクションにでもするつもりか、
監督が嵐のシーンを撮りたくて作っただけの感じがする作品。

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