2000年・英
監督/イモジェン・キンメル
出演/シャーロット・ブリテン
   リー・ロス

============================================
夫が失業し、缶詰工場で働くことになったデイジー。
近所の子供からは太っていることをバカにされ、
職場でもトイレ掃除をやらされたりとメゲる毎日。
今日こそ退職しようと上司に相談に行ったところ
陰で「ダイエット集団」と呼ばれている
謎の太った女性ばかりの集まりに誘われた。
そこはなんと女相撲のサークルだった・・・
============================================

おしゃれでかわいい作品。

太っていることを気にしているデイジーだが
夫はそのままで充分に美しい!絶対痩せるなという。

夫にはそう言われるが、自分の体型にコンプレックスをもつ彼女が
「太っていることは強さ、強さは美しさ」という
SUMO組織の言葉に自己を解放し、どんどん綺麗にキュートになっていく。

道場の入り口の扉に「スタミナ バランス」と書いてあったり
やはり勘違いニッポンの部分はあるものの、
土俵に撒く塩を籐のバスケットに入れたりと
センスのよいインテリア。

彼女達が着るペラペラで派手な着物は日本人から見れば
浅草あたりで売っているような土産物に思えるが、
これが向こうでは一般的な着物のイメージなのかもしれない。

以前アメリカのTVドラマでも日本人役がペラペラ着物を
着ていた時、日本人はこんな着物着ないよ〜と思ったが、
向こうでは、このペラペラ着物が一般的なイメージらしい。
キチンとした着物だと違和感を持つらしい。
私だってインディアンといえば羽飾りをつけて・・・って
イメージしちゃうもんなぁ・・・。
スーツを着てインディアンですって言われても
ちょっとピンとこないというか・・・。

SUMOによって生き生きとしていくデイジー。
事情をしらない夫は、彼女が宇宙人に寄生されたと勘違い(笑)

キュートでおしゃれで元気がでる作品。

コメント