1994年・米
監督/ゲーリー・ジョーンズ
出演/ガンナー・ハンセン

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アメリカの国立公園の沼に宇宙船が落下した。
沼に繁殖していたボウフラは宇宙人の血を吸って
巨大な蚊になった・・・
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やす〜い昆虫パニックモノだが、
ドロドロと気色悪さを売りにせず、
作っている本人達がその安さを分かった上で
笑わせようとしている作品。

国立公園に転職する彼女を送る途中の車中のカップル。
突然「何か」をひき殺してしまう。
あら何かしら〜?鳥かしら〜?大きな昆虫みたいね〜と
そのまま何事もなかったかのように走り去る。

な、な、なんだ〜!
動物ひき殺したら普通は動揺するんじゃない?
犬をひいて路肩でショックのあまり蹲っている人見たことあるよ。
アメリカでは大した問題じゃないのかな?

テントでエッチを済ませたばかりの男が外に出ている間に
「わざわざ」テントの入り口から入ってくる巨大蚊。
何も気づかない女が足を触られて
いや〜んウフフといってる間にプスッ。

巨大蚊が大群で向かってきているのに何も気づかないキャンプ客。
普通の蚊の音でも気になるのに巨大蚊の音に気づかないのか?!

銃で撃ち殺し、弾が残り少なくなったところでやっと
火で追い払う主人公たち。

軍の仕事で隕石を探しに来ている博士。
巨大蚊が「隕石」と関係があると分かると
「隕石」調査もせずに巨大蚊もろとも隕石を爆破しようとする。
・・・おいおい それで仕事はいいのか〜?(笑)

いろいろとツッコミポイントがあるが一番の笑い所は
蚊に血を吸われまくっている被害者の顔が
みるみる萎びていき目玉が飛び出してくるところ。
なんとピンポン目玉がボロ〜ン!
いくら安くても1994年製作でピンポン目玉はないでしょう(笑)

昆虫パニックモノだが気色悪さは薄く、
笑えるツッコミポイントが結構ある。
ファミリー向けとは言えないが、
シャレのつもりでかる〜い感覚でどうぞ。

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