1994年・米
監督/ベンジャミン・ロス
出演/ヒュー・オコナー
アンソニー・シェール
=========================================
13歳ですでに致死量300人分の毒薬をもち、
家族や周辺の人々を毒殺していった実在の人物、
グレアム・ヤングの映画化
=========================================
自称「あなたの近所のきさくなフランケン・シュタイン」と
豪語していた毒殺魔グレアム・ヤングの映画化。
映画化といっても毒薬の入手方法など、
いろいろと実際とは違うらしい。
マネしたら困るもんね(笑)
グレアムは化学実験が大好き。
このまま素直に成長すれば偉大な科学者になったかもしれない。
それが、どこでどう間違ったか彼は毒薬の虜になる。
日頃から折り合いの悪い継母に無味無臭の毒薬を飲ませ、
看護するふりをして、その衰弱していく様を日誌をつけながら観察する。
継母は「熱心に看護してくれてありがとう」と感動するのだが、
グレアムはモルモットを観察するがごとく
頬を薔薇色に染めて、嬉々として「実験観察日記」をつける。
グレアム役のヒュー・オコナー、まばたきをほとんどしない(笑)
それがちょっと不気味であると同時に
純粋に化学実験を観察しているようにも見え
滑稽でもある。
テーマがテーマなだけにR−15だが、
「変わったカタチの青春映画」とも受け取れる。
ラストシーンはドラマチックですらある。
最後までヒュー・オコナーがグレアムを演じていたが、
グレアムはたしか40歳くらいまで生きていたはず。
・・・とするとラストのあの行動が死に繋がったとは思えないが、
「あの行動」が死の原因であったかのように思わせることによって
1人の少年の屈折した青春映画に仕上がっている。
ほろ苦く、滑稽で、切ない作品。
監督/ベンジャミン・ロス
出演/ヒュー・オコナー
アンソニー・シェール
=========================================
13歳ですでに致死量300人分の毒薬をもち、
家族や周辺の人々を毒殺していった実在の人物、
グレアム・ヤングの映画化
=========================================
自称「あなたの近所のきさくなフランケン・シュタイン」と
豪語していた毒殺魔グレアム・ヤングの映画化。
映画化といっても毒薬の入手方法など、
いろいろと実際とは違うらしい。
マネしたら困るもんね(笑)
グレアムは化学実験が大好き。
このまま素直に成長すれば偉大な科学者になったかもしれない。
それが、どこでどう間違ったか彼は毒薬の虜になる。
日頃から折り合いの悪い継母に無味無臭の毒薬を飲ませ、
看護するふりをして、その衰弱していく様を日誌をつけながら観察する。
継母は「熱心に看護してくれてありがとう」と感動するのだが、
グレアムはモルモットを観察するがごとく
頬を薔薇色に染めて、嬉々として「実験観察日記」をつける。
グレアム役のヒュー・オコナー、まばたきをほとんどしない(笑)
それがちょっと不気味であると同時に
純粋に化学実験を観察しているようにも見え
滑稽でもある。
テーマがテーマなだけにR−15だが、
「変わったカタチの青春映画」とも受け取れる。
ラストシーンはドラマチックですらある。
最後までヒュー・オコナーがグレアムを演じていたが、
グレアムはたしか40歳くらいまで生きていたはず。
・・・とするとラストのあの行動が死に繋がったとは思えないが、
「あの行動」が死の原因であったかのように思わせることによって
1人の少年の屈折した青春映画に仕上がっている。
ほろ苦く、滑稽で、切ない作品。
コメント