1999年・米
監督/ジョエル・シューマッカー
出演/ニコラス・ケイジ
   ホアキン・フェニックス

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私立探偵のトムは大富豪の未亡人から
夫が隠し持っていた8mmフィルムについて
依頼を受ける。
フィルムの真偽を確かめるトムだったが・・・
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今時スナッフ・フィルムがテーマ?と思ったが、
なかなかどうして緊張感溢れる良い作品だった。

「セブン」と同じ脚本家らしいが、
全編を通しての緊張感や善人が最後にはキレちゃうところは同じ。
ただの私立探偵が正義の粛清を行なっていいのかな・・・。

ホアキン・フェニックスは良かった。
昔は青春スターのお兄ちゃんとは違って
なんだかくら〜い感じがしただけだったが、
成長してその面立ちがダークな魅力に変化したみたいだ。
男の顔は歴史が作るって感じ。
もっと年を重ねれば、もっといい男になるかもしれない。
今後が楽しみな俳優の1人だ。

緊張感と絶望感、厭世感がただよう見ごたえのある作品。

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